【足の水虫・タコ・イボ・魚の目を治す!原因と対策】

  足には水虫・イボ・タコ・魚の目ができることがあります。一見、全部同じように見えますが、感染するものとしないもの、できる場所に違いがあります。これは全て皮膚病ということになります。

    水虫がある人は特に多く、5人に1人の割合と言われています。

    感染するのは、水虫とイボです。タコと魚の目は感染しません。この中で一番厄介な皮膚病はイボです。

目次

◼水虫・イボ・タコ・魚の目の原因

(1)水虫の原因

    水虫はカビの一種である白癬菌が足の角質に寄生し、角質をエサにして繁殖することにより起きる皮膚の病気です。

    水虫は感染する皮膚の病気です。何らかの理由で、足に白癬菌が付き、傷付いた角質に入りこみ、時間がある程度、経過した時に水虫になります。

    水虫の原因はカビ(白癬菌)なので、湿気のある場所を好みます。なので、普段から靴や靴下を履いてムレやすい足は白癬菌にとって寄生しやすい場所ということになります。

(2)イボの原因

    イボは他のタコ・水虫・魚の目とは違い、ヒトパピローマウィルスが皮膚に感染してできる病気です。

    イボはなる人とならない人がいます。なる人の多くは、皮膚が元々、乾燥肌や過敏な人です。

(3)タコの原因

  足にタコができる人は、女性の方が多いようです。理由としては、どうしても女性の方がファッションに敏感でこだわりがあるため、体のラインがキレイにみえる高い靴ヒールなどを履く機会が多くなり、その為、足先に体重がのり負担がかかります。

    タコは、足裏や足先の皮膚が厚くなる皮膚病です。一見、魚の目と同じように見えますが、大きな違いがあります。魚の目には芯ができ、真皮にあたり傷みを伴うようになりますが、タコには芯はありません。皮膚の表面に厚みがでてきます。

    タコの原因は魚の目と同様で、靴や歩き方(足の一部に負担がかかる歩き方)にあります。

    足全体に力がかかる場合は力が分散されますが、一部分に力がかかると、防御本能から皮膚が厚くなり、足を守ろうとします。ここでいう皮膚は角質のことで、角質は一番表面の皮膚のことを言います。

    角質が厚くなり、皮膚の表面が厚みを増していきます。

(4)魚の目の原因

    魚の目になる人は、女性の方が多いようです。理由としては、どうしても女性の方がファッションに敏感でこだわりがあるため、体のラインがキレイにみえる高い靴ヒールなどを履く機会が多くなり、その為、足先に体重がのり負担がかかります。

    魚の目は、足裏や足先の皮膚が厚くなる皮膚病です。正式名は鶏眼(けいがん)と言います。

    魚の目になる原因は、靴や歩き方(足の一部に負担がかかる歩き方)にあります。

    足全体に力がかかる場合は力が分散されますが、一部分に力がかかると、防御本能から皮膚が厚くなり、足を守ろうとします。ここでいう皮膚は角質のことで、角質は一番表面の皮膚のことを言います。

    角質が厚くなり、真皮(しんぴ)に向かって厚みを増していきます。真皮とは、角質の更に内側の皮膚のことを言います。

    厚みを増した角質の芯が真皮に到達し、真皮を刺激すると、痛みになります。

    魚の目は、一点に力が集中してかかるため、その中心に角質柱ができます。固くなった部分の中心に角質柱があるため、さかなの目のようにみえることが、魚の目の由来になります。

◼水虫・イボ・タコ・魚の目の対策

(1)水虫の対策

    水虫を治すには、症状の度合いによって違いますが、患部に外用薬を塗って大体2週間くらいで良くなります。しかし、この段階では完全に白癬菌が無くなっていない場合が多いので、更に1ヶ月くらいは外用薬を継続した方が良いと思います。

  水虫は足以外の場所や他の人にも感染するので、完治させて下さい。

(2)イボの対策

    イボの対策としては、液体窒素療法、炭酸ガスレーザー、外用薬、内服薬があります。液体窒素療法が最も一般的な治療で、効果がでないときに、炭酸ガスレーザー治療が行われます。

    イボは完治するまでに時間かかる病気です。残念ながら、イボになりやすい人は体質が影響しているため、一度かかった人は再発もしやすいという事実があります。

(3)タコの対策

        タコができた時にお薦めする対策としては、足裏を足湯などで柔らかくしながら、角質を落とす石鹸で優しく洗うことです。厚みが厚くなり過ぎると傷みもでてき、治すのに時間がかかるため、早めに対処することをお薦めします。

(4)魚の目の対策

    魚の目を完治させるためには、角質の芯を全て取り除かなくてはなりません。放置して悪化することはあっても良くなることはありません。

    魚の目も傷みが出ていない軽度の段階であれば、市販薬やフットケアサロンで治すことができます。傷みがひどい重度の場合は、皮膚科でしっかり治すことを考えて下さい。下手に自分で市販薬等やカッターなどで治そうとはしないで下さい。逆に刺激を与えることで悪化する可能性の方が高いです。

    魚の目ができた時にお薦めする対策としては、できたばかりの明らかに軽度の時は自分で角質を落とす石鹸や市販薬などを使用して治すことができると思います。判断に迷う場合や傷みがでている場合は、プロであるフットケアサロン又は皮膚科で魚の目の状態を見てもらって下さい。

    軽度の場合はフットケアサロンでも治せますが、重度の場合は皮膚科でしっかり治して下さい。

   皮膚科の治療にはいくつかあり、カミソリなどで芯を除去する方法、メスでの外科手術で除去する方法、レーザーで除去する方法、冷凍凝固療法があります。

    カミソリで除去する方法は一般的なもので、その他の方法は重度のときに行われます。この中でレーザー治療は保険適用外なので、高額になる可能性があります。

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