【足の冷え・しびれを治す!原因と対策】

目次

◼体温の調整機能

    人間のからだは、寒さ・暑さを感じると、体温を調整するために、脳にある自律神経の中枢(ちゅうすう)「視床下部(ししょうかぶ)」に情報が伝わり、「視床下部」から体温を一定に保つように指令がでます。

    「視床下部」から指令を受けると、体温を調整するために、血液の流れる量の調整や血管を伸縮し、体温を一定に保とうとします。

    寒いときは、血管を縮めることで、血液が流れる量を少なくし、体外に熱が逃げにくくします。

    暑いときは、血管を広げることで、血液の流れる量を多くし、体外に熱を逃がしやすくします。

◼足の冷えの原因

    足の冷えの原因には、自律神経の乱れ、筋肉の量・衰え、皮膚感覚の乱れ、女性ホルモンの影響などがあります。

◼自律神経の乱れ

    ストレスや不規則な生活などを送っていると、自律神経の機能が低下します。

    冷房や暖房など室内の空調を効かせ過ぎると、外との気温差が大きくなり、自律神経の機能が低下します。

◼筋肉の量・衰え

    筋肉の量が少ないと運動による発熱量や血液の流れる量が少なくなります。

    特に女性は男性に比べて筋肉が元々少ないため、冷え症の方が多いです。また、運動不足の人や高年齢で筋肉の量が減っている方も同様に冷えやすくなります。

◼女性ホルモンの影響

   女性ホルモンの分泌が乱れる生理前、 更年期、妊娠中などの影響で、血行が悪化することがあります。

◼足の冷えの対策

自律神経の乱れの原因であるストレスが原因の場合はストレスを感じないよう、溜め込まないようにするために、何事も考え過ぎず、リフレッシュを意識的に行うことです。

リフレッシュの仕方は人によって様々だと思いますので、自分に合った方法を選らんで行ってみて下さい。

例えば、普段から時間に追われているような人であれば、のんびりお茶をする時間を作るだけでも違うと思います。歌が好きな人であれば、カラオケで思いきり歌って発散するとかです。

不規則な生活の場合は、極力、規則的な生活を心がけることになります。しかし、仕事などの制約で規則的な生活ができない場合は、姿勢を良くし、深呼吸をすることで、脳脊髄液(のうせきずいえき)の流れを良くすることになり、自律神経が整ってくるらしいので、やってみて下さい。

冷暖房などの空調により、室内外の温度差が影響している場合は、室内外の温度差を極力小さくするように心がける必要があります。

筋肉の衰えの場合は、特にふくらはぎの筋肉を鍛えると良いです。ふくらはぎを鍛えることによって、心臓に血液を戻す力が強くなって、血流・血行が良くなります。

女性ホルモンが影響している場合は、ストレスを溜め込まないように心がけながら、ビタミンE、ビタミンB6を摂取すると良いと思います。

◼足のしびれの原因と対策

足のしびれは神経症状の1つで、原因には様々あります。気をつけないといけないのは、病気が起因となるしびれです。

恋人、結婚相手、家族、友達、同僚などの症状が病気に起因する可能性があると感じ時は、すみやかに病院に行くことを勧めて下さい。貴方自身が周りの人達を最悪の事態にならないように守ってあげて下さい。

ちょっと足の悩みの範疇を越えてしまいますが、病気に関連する部分は、知識として覚えておいて下さい。

正座したり変な姿勢で長時間いたりすることで、足がしびれるのは、神経を圧迫し続けた結果一時的に起きるものなので、心配はありません。

この場合の対応としては、無理に動かさずにじっとしびれが無くなるのを待つのが一番です。無理に動かすとこむら返りを起こしたりなど悪化する可能性があります。

    足に限らず、しびれがでるのは、神経の圧迫、血行障害が主な原因として起こります。

    病気の場合の一例として、片足がしびれる場合、脳血管障害である脳出血・脳梗塞の可能性があります。

    しかし、脳出血や脳梗塞の場合、大抵は足だけではなく、手がしびれたり、体が思うように動かなかったりと体の片側全体に症状がでます。なので、足だけの症状の場合は気にしなくて良いと思います。

   なぜ片方の足なのかと言うと、脳には左脳と右脳があり、その両方が同時に障害を起こす可能性はきわめて少ないからです。

   ここで、脳血管障害を例であげたのは、しびれに関する病気の中で最も緊急性があり、怖い病気だからです。

   詳しい内容は、【足に関連する病気】の方に記載する予定です。

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