【足のむくみを治す!原因と対策】
目次
◼足のむくみの原因
からだの中で足は特にむくみやすいところです。
その理由は、足は心臓から離れているために血行が悪くなりやすいからです。また、重力の関係で足から心臓に血液を戻すのに力が必要なため、その力が弱いと足に血液が停滞してしまうため、むくみます。
足のふくらはぎの筋肉は足から心臓に血液を戻すためのポンプの役割をしています。そのため、ふくらはぎの筋肉が衰えると、血行が悪くなり、むくみの原因となります。
足のむくみには、一過性の場合と慢性的な場合がありますが、特に慢性化している場合は悪化しないように日常の足のケアを習慣化するようにして下さい。病気が原因でむくれている可能性もあるので、注意が必要です。原因としては生活習慣やおかれた状況に起因して起こっているといえます。
◼主なむくみの原因
主なむくみの原因には下記のようなものがあります。
①疲労、寝不足
②同じ姿勢で長時間行う仕事(立ち仕事など)
③水分、塩分のとりすぎ
④運動不足
⑤過度な食事制限
⑥生理前
◼むくみの原因の理由
なぜ、原因となっているかを説明します。
①疲労、寝不足
疲労していたり、寝不足になると心臓の機能が低下します。心臓の機能が低下すると、全身に血液が行き渡らなくなり、結果、血行不良になり、むくみの原因となります。
②同じ姿勢で長時間行う仕事(立ち仕事など)
同じ姿勢で長時間仕事をしていると、ふくらはぎの筋肉が衰えやすく、結果、血液を心臓に戻す力が弱くなり、むくみの原因となります。
対策としては、立ち仕事の場合はかかとの上げ下げ、デスクワークの場合は足首の曲げ伸ばしをするなど、意識的に筋肉を動かすことになります。
③水分、塩分のとりすぎ
水分を取りすぎると体内の水分を排泄しきれず、むくみの原因となり、塩分を取りすぎると、塩分には水分を体内に蓄える働きがあるため、水分が排泄しづらくなり、むくみの原因となります。
④運動不足
運動不足は、運動をしないとふくらはぎの筋肉が衰えることにより、むくみの原因となります。
対策としては、ウォーキングなどの運動をする。着圧式のストッキングやソックスをはくのも効果があります。
⑤過度な食事制限
ダイエットも同様ですが、過度な食事制限をすると、たんぱく質の摂取が減ってしまいます。血液中のたんぱく質であるアルブミンには血管の内外の水分量を調整する働きがあります。この水分量の調整能力が落ちることにより、むくみやすいなります。
⑥生理前 、妊娠中
生理前はホルモンのバランスが崩れやすくなり、自律神経の乱れが生じます。この自律神経の乱れがむくみの原因となります。
対策としては、女性ホルモンへの作用のサポートを補助するビタミB6を摂取すると良いと思います。ビタミンB6はたんぱく質の代謝に不可欠なものです。ビタミンB6が多い食品としては、にんにく、マグロ、酒粕、牛レバー、鶏のひき肉、ささみなどです。
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